足元に咲き誇る植物たち
ふと足元を見ると、地面にピッタリと張り付くように葉を出している植物がありました。暖かくなってきたし、何か芽吹いたのかな…?
いえいえ、実は冬を越すための形態(ロゼット)になっている植物なのです。写真はミゾコウジュのロゼットです。
冬の間も枯れずに冬越しをする植物は、地面に張り付いて暖を取りながら、枯れずに光合成を続けます。こうしてひっそりと冬を越したら、春になって、いの一番に成長し子孫を残してしまうことで、他の植物に邪魔されないまま、次世代につなげています。なんともうまい生き方ですね。
前回の記事では、上に目を向け、冬の鳥を紹介しました。
これから彩り豊かに咲き誇る足元の植物たちにも、ぜひ目を向けてみてください。